2012年09月17日
流れのある庭
流れがある庭
開業当時からお世話になっている地元のお客様の庭です。
果樹園をやっているのですが、用水路から水を引いて、
庭の中に流れが作ってあります。
流れの始まりは小さな滝口になっていて、
鉄製の竜渓型灯籠が据えてあります。
鉄製の灯籠は錆びて破(や)れた感じがイイですね。
僕も欲しくて骨董屋さんを見かけると探してみるのですが、
なかなか良い出会いがありません。
興味があって欲しいと思っている方は、
見かけた時が出会いかもしれませんので、
多少無理をしても手に入れてしまうのもいいかもしれません
流れの上流には小さな池があり、
「クワイ」が植えてあります。
花の時期には来たことが無いので分かりませんが、
池の中に涼しげで素敵な感じなんでしょうね。
けっこう増えて困るようですが・・・^^;
池の脇には、先代さんが自分の山から出してきたという赤松があります。
良い型が入っています。
クワイ オモダカ科 オモダカ(サギッタリア)属
オモダカの栽培変種だそうです。
塊茎が食用になり、「目の出る」縁起の良い食物としておせち料理などに使われるようです。
庭のセンターには、背丈は低いですが
迫力のある型の黒松が庭に重みを出しています。
手前に見える白い花は「オカトラノオ」でしょうか。
サクラソウ科 オカトラノオ(リシマキア)属
サクラソウ科 サクラソウ属 クリンソウ
流れの脇に可憐な「クリンソウ」が彩を添えます。
元々が渓流沿いや湿地に自生しているようですので、
こういった流れところには適しているのでしょう。
ヤブラン
ユリ科 ヤブラン(リリオペ)属
この花が咲きだしたら、秋の始まりでしょうか。
上流側の少し高いところからの眺めです。
足元の赤い実は「ウメモドキ」です。
これも山採りでしょう。
我が地域では、一時すごく流行りがあって、
みんなこぞって山から採ってきて庭に植えたようです。
ウメモドキ(梅擬)
モチノキ科 モチノキ属
この木は「雄雌異株」でして、
近所に雄株が無いと実がつきません。
実のなっている物を手に入れたはずなのに、
自分の庭に植えてみたら実が成らなくなったという方は
もう一本雄株を植えてみてください。
イチイのローソク作りの手入れ後の姿です。
どんな木でも段作りとローソク作りでは、
ローソク作りの方が価値が高いので、
(理由はまたの機会にお話しますね)
チャボヒバやイチイの綺麗なローソク作りの木をお持ちでしたら、
大切になさってください。
ちなみに頭の形は好みが分かれるかもしれませんが、
自分はこんな感じにします。
ご自分で手入れをしている方は、参考になさってみてください。
フヨウ
アオイ科 ハイビスカス(フヨウ)属
真っ赤なフヨウの花が、まだまだ夏だと訴えます。
開業当時からお世話になっている地元のお客様の庭です。
果樹園をやっているのですが、用水路から水を引いて、
庭の中に流れが作ってあります。
流れの始まりは小さな滝口になっていて、
鉄製の竜渓型灯籠が据えてあります。
鉄製の灯籠は錆びて破(や)れた感じがイイですね。
僕も欲しくて骨董屋さんを見かけると探してみるのですが、
なかなか良い出会いがありません。
興味があって欲しいと思っている方は、
見かけた時が出会いかもしれませんので、
多少無理をしても手に入れてしまうのもいいかもしれません
流れの上流には小さな池があり、
「クワイ」が植えてあります。
花の時期には来たことが無いので分かりませんが、
池の中に涼しげで素敵な感じなんでしょうね。
けっこう増えて困るようですが・・・^^;
池の脇には、先代さんが自分の山から出してきたという赤松があります。
良い型が入っています。
クワイ オモダカ科 オモダカ(サギッタリア)属
オモダカの栽培変種だそうです。
塊茎が食用になり、「目の出る」縁起の良い食物としておせち料理などに使われるようです。
庭のセンターには、背丈は低いですが
迫力のある型の黒松が庭に重みを出しています。
手前に見える白い花は「オカトラノオ」でしょうか。
サクラソウ科 オカトラノオ(リシマキア)属
サクラソウ科 サクラソウ属 クリンソウ
流れの脇に可憐な「クリンソウ」が彩を添えます。
元々が渓流沿いや湿地に自生しているようですので、
こういった流れところには適しているのでしょう。
ヤブラン
ユリ科 ヤブラン(リリオペ)属
この花が咲きだしたら、秋の始まりでしょうか。
上流側の少し高いところからの眺めです。
足元の赤い実は「ウメモドキ」です。
これも山採りでしょう。
我が地域では、一時すごく流行りがあって、
みんなこぞって山から採ってきて庭に植えたようです。
ウメモドキ(梅擬)
モチノキ科 モチノキ属
この木は「雄雌異株」でして、
近所に雄株が無いと実がつきません。
実のなっている物を手に入れたはずなのに、
自分の庭に植えてみたら実が成らなくなったという方は
もう一本雄株を植えてみてください。
イチイのローソク作りの手入れ後の姿です。
どんな木でも段作りとローソク作りでは、
ローソク作りの方が価値が高いので、
(理由はまたの機会にお話しますね)
チャボヒバやイチイの綺麗なローソク作りの木をお持ちでしたら、
大切になさってください。
ちなみに頭の形は好みが分かれるかもしれませんが、
自分はこんな感じにします。
ご自分で手入れをしている方は、参考になさってみてください。
フヨウ
アオイ科 ハイビスカス(フヨウ)属
真っ赤なフヨウの花が、まだまだ夏だと訴えます。
Posted by 正風園 at 02:06