2013年12月12日

姥目樫(ウバメガシ)の生垣

姥目樫(ウバメガシ)の生垣


お世話になっているお施主さんから
「隣接敷地が更地になり手に入れたので、駐車場と畑と庭にしたい」
との相談をいただきました。

姥目樫(ウバメガシ)の生垣


駐車場を、車が横に2台停められるだけのスペースを確保し、
残りを畑と庭で半分ずつとしました。
当初は予算内で庭にも何本か木を植栽したいと話していたのですが、道路からの進入路の舗装が継ぎ接ぎだらけになっていて、せっかくなので、まずはそこから直そうということになり庭まで予算が廻らなくなったので、今回は軽く目隠しになるように生垣を作ることにしました。

この辺で生垣といえば「イチイ」が一般的です。
松本はイチイの生産地なので、
我々にはイチイは「地元の木」という感覚があります。
狩り揃えられたイチイの生垣はとても綺麗です。

その他にも「ツゲ」や「アオキ」の生垣も捨てがたいですが、
今回はこの辺りでは珍しいと思われる「ウバメガシ」としました。


「ウバメガシ」といえば「備長炭」の原木として有名ですが、
暖かい地方では生垣としては一般的ではないでしょうか。

姥目樫(ウバメガシ)の生垣

生垣に使われる苗木はこんな感じです。

姥目樫(ウバメガシ)
ブナ科 コナラ属 常緑広葉樹

姥目樫(ウバメガシ)の生垣

紙製のポット(植木鉢)に植わってきます。
ポットのままでは根が生え広がりませんので、
必ず外して植えましょう。

姥目樫(ウバメガシ)の生垣


和風庭園ならば、生垣の木が生え茂るまで見栄えするように丸竹で「四つ目垣」を組んだりしますが、今回はそこまででは無いので「布がけ支柱」(垣根支柱)としました。

姥目樫(ウバメガシ)の生垣

等間隔に植えて、強く伸びた枝を支柱に引っ張るなどして早く茂り揃うようにします。

姥目樫(ウバメガシ)の生垣

完成はこんな感じです。
早く綺麗に揃うといいですね。






Posted by 正風園 at 01:24

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