2016年09月22日
諏訪 鉄平石
諏訪 鉄平石
久しぶりに鉄平石の仕入れに来ました。
県アマで有名な「諏訪湖カントリークラブ」をもう少し登っていったところです。
綺麗な滝が流れていて、マイナスイオンがいっぱいな感じです。
諏訪の鉄平石といえば聞いたことがある方も多いかもしれませんが、恵那の蛭川石、木曽の木曽石、三峰の青石と並んで、我々のあたりでは庭園石材として定番のものです。
とはいえ、採石場は危険で一般の方は立ち入り禁止ですので、この風景を目にするのは我々業者くらいですね。
ここの山は横に薄い層がいくつも重なったような岩目をしていて、崩すと目に沿って簡単に割れてしまいます。
地層から地下水が染み出ているのが見えます。
地学的なことは勉強不足で自分にはよくわかりませんが、この辺りはフォッサマグナの西縁である「糸魚川静岡構造線」の通り道で、もう少し登ったところにある霧ヶ峰では縄文時代から有名な黒曜石なども出るところですから、大きな地殻変動によってこんな地層になったんでしょうね。
おかげで現在我々が庭用の石材として手軽に使えるわけです。
作庭記録にもあるように、自分は少し大きめで厚手のものを園路や玄関アプローチの飛び石として利用しますが、小さめのものを目地を合わせて敷き詰めて「延段(のべたん)」にしたり、広く敷き詰めて玄関やリビング前のテラスなどにも使えます。
広く敷き詰めると洋風な感じにもなります。
最近はあまり聞きませんが、以前は和風住宅の腰壁などに貼られたものもありましたね。
ここではいくつかの会社が採掘権を持っているようで、テラスや延段に使うようなものを加工して大きさや厚みを揃えて出荷しています。
エクステリア屋さんやホームセンターなどでも見かけることがあります。
自分は大き目なところを求めてきましたので、荒く崩したところから好きなものを拾っていきます。
今度の現場で使いますからお楽しみに。
久しぶりに鉄平石の仕入れに来ました。
県アマで有名な「諏訪湖カントリークラブ」をもう少し登っていったところです。
綺麗な滝が流れていて、マイナスイオンがいっぱいな感じです。
諏訪の鉄平石といえば聞いたことがある方も多いかもしれませんが、恵那の蛭川石、木曽の木曽石、三峰の青石と並んで、我々のあたりでは庭園石材として定番のものです。
とはいえ、採石場は危険で一般の方は立ち入り禁止ですので、この風景を目にするのは我々業者くらいですね。
ここの山は横に薄い層がいくつも重なったような岩目をしていて、崩すと目に沿って簡単に割れてしまいます。
地層から地下水が染み出ているのが見えます。
地学的なことは勉強不足で自分にはよくわかりませんが、この辺りはフォッサマグナの西縁である「糸魚川静岡構造線」の通り道で、もう少し登ったところにある霧ヶ峰では縄文時代から有名な黒曜石なども出るところですから、大きな地殻変動によってこんな地層になったんでしょうね。
おかげで現在我々が庭用の石材として手軽に使えるわけです。
作庭記録にもあるように、自分は少し大きめで厚手のものを園路や玄関アプローチの飛び石として利用しますが、小さめのものを目地を合わせて敷き詰めて「延段(のべたん)」にしたり、広く敷き詰めて玄関やリビング前のテラスなどにも使えます。
広く敷き詰めると洋風な感じにもなります。
最近はあまり聞きませんが、以前は和風住宅の腰壁などに貼られたものもありましたね。
ここではいくつかの会社が採掘権を持っているようで、テラスや延段に使うようなものを加工して大きさや厚みを揃えて出荷しています。
エクステリア屋さんやホームセンターなどでも見かけることがあります。
自分は大き目なところを求めてきましたので、荒く崩したところから好きなものを拾っていきます。
今度の現場で使いますからお楽しみに。
Posted by 正風園 at 01:21