2019年06月30日
新築に伴う植栽工事 駒ヶ根市 K様邸 (既存との繋がり)
新築に伴う植栽工事 駒ヶ根市 K様邸 (既存との繋がり)
新たにお庭を広げる部分に取り掛かります。
まずは重機が寄り付けるうちに、重量物の配置をします。
今までのお庭から外してあった、平らな面がある大き目の石で「沓脱石」を据えます。
デッキ部分がまだできていませんが、デッキの出幅を見越して、お施主さんの希望する場所に据えます。
次に「飛び石」を据え直します。
既存のお庭との繋がりを意識して、新たに据えた「沓脱石」に向かいます。
新たに広げた部分では「お隣さんとの目隠しな感じにしたい」とのご希望でしたので、常緑広葉樹の「ソヨゴ」と「カクレミノ」を新規で入れることにしました。
移植した梅の古木がメインな感じですが、梅の後ろを収める感じに両脇に植えます。
梅の古木の根元を、景石とサツキの寄せ植えで抑えます。
最後に化粧砂利で整えるのですが、今回は既存のお庭との繋がりを持たせるのもテーマの一つなので、既存の飛び石周りまで化粧砂利を敷き伸ばすことにしました。
飛び石の回りに化粧砂利が敷けるように、土を鋤取ります。
細かい部分の手作業なので大変ですが、仕上がりに関わるところなので手間を惜しまず丁寧に綺麗にします。
長年の風雨で飛び石が少し埋もれた感じになっていましたが、今回鋤取りをして化粧砂利を敷き込むことで、飛び石が表に出てきた感じになりました。
蛭川系のなかなか良い飛び石でしたので、息を吹き返した感じです。
新たに広げた部分への繋がりが生まれたでしょうか。
新たに広げたお庭はお施主さんがご自分でいろいろ植えて楽しみたいとのことでしたので、みっちりと植えこんではいません。
今後どんなお庭に育っていくのか楽しみですね。
新たにお庭を広げる部分に取り掛かります。
まずは重機が寄り付けるうちに、重量物の配置をします。
今までのお庭から外してあった、平らな面がある大き目の石で「沓脱石」を据えます。
デッキ部分がまだできていませんが、デッキの出幅を見越して、お施主さんの希望する場所に据えます。
次に「飛び石」を据え直します。
既存のお庭との繋がりを意識して、新たに据えた「沓脱石」に向かいます。
新たに広げた部分では「お隣さんとの目隠しな感じにしたい」とのご希望でしたので、常緑広葉樹の「ソヨゴ」と「カクレミノ」を新規で入れることにしました。
移植した梅の古木がメインな感じですが、梅の後ろを収める感じに両脇に植えます。
梅の古木の根元を、景石とサツキの寄せ植えで抑えます。
最後に化粧砂利で整えるのですが、今回は既存のお庭との繋がりを持たせるのもテーマの一つなので、既存の飛び石周りまで化粧砂利を敷き伸ばすことにしました。
飛び石の回りに化粧砂利が敷けるように、土を鋤取ります。
細かい部分の手作業なので大変ですが、仕上がりに関わるところなので手間を惜しまず丁寧に綺麗にします。
長年の風雨で飛び石が少し埋もれた感じになっていましたが、今回鋤取りをして化粧砂利を敷き込むことで、飛び石が表に出てきた感じになりました。
蛭川系のなかなか良い飛び石でしたので、息を吹き返した感じです。
新たに広げた部分への繋がりが生まれたでしょうか。
新たに広げたお庭はお施主さんがご自分でいろいろ植えて楽しみたいとのことでしたので、みっちりと植えこんではいません。
今後どんなお庭に育っていくのか楽しみですね。
Posted by 正風園 at
23:59
2019年06月13日
新築に伴う植栽工事 駒ヶ根市 K様邸(梅の古木)
新築に伴う植栽工事 駒ヶ根市 K様邸(梅の古木)
友達の建設会社の新築工事のお宅です。
立派な巨石の石組に松を主木に植え、根締めにサツキツツジの寄せ植え大刈り込み
しっかりと作り込まれたお庭です。
今まで携わってきた庭屋さんがご高齢で手を引かれ、誰かいないかということで自分に声をかけていただきました。
新築に伴い、新宅まわりの庭の整備を依頼されました。
整備するにあたってのお施主さんのご希望は、
1.居間南側デッキ前の部分を広く芝生にする
2.寝室前の部分は、残っているお庭と雰囲気を合わせて作庭し、お隣のとの境に目隠しっぽく植栽をする
3.寝室前の部分は、ある程度スペースをあけて、お施主さんがご自分で植栽を楽しみたい
とのことでした。
最初に打ち合わせにお邪魔してまず気になったのが、建物に近いところに残っている梅の古木です。
お施主さんも思い入れのある木で、今までの庭屋さんに相談したそうですが、古木で太さもあるので移植できないと言われたそうです。
足場にどうしても当たってしまう枝だけ落として残してみたが、建物前は日当たりの関係もあるので広くしたい思いがあり、あきらめて伐採してほしいと頼まれました。
それでも、太い古木のわりには幹に腐りも入っていませんし、なにより枝ぶりがかっこいいのでもったいなく、なんとか新たに庭にする部分の主木に活かしたいと考えました。
もちろん、根回しをして移植に備えている木ではありませんから、移植のリスクは高いですが、葉が芽吹く前の移植には比較的いい時期でしたので、思い切って移植してみましょうと提案しました。
狭い場所に植わっているので掘りも手作業が多くなり大変です。
掘ってみたらやはり太い根が出てきましたが、根鉢は崩れることもなく、なんとかしっかり根巻きができました。
吊り上げはうちの重機でなんとかぎりぎりでしたが、枝を傷めることもなく移動できました。
少し今までより斜めに植えて恰好をつけてみましたが、いかがでしょうか?
友達の建設会社の新築工事のお宅です。
立派な巨石の石組に松を主木に植え、根締めにサツキツツジの寄せ植え大刈り込み
しっかりと作り込まれたお庭です。
今まで携わってきた庭屋さんがご高齢で手を引かれ、誰かいないかということで自分に声をかけていただきました。
新築に伴い、新宅まわりの庭の整備を依頼されました。
整備するにあたってのお施主さんのご希望は、
1.居間南側デッキ前の部分を広く芝生にする
2.寝室前の部分は、残っているお庭と雰囲気を合わせて作庭し、お隣のとの境に目隠しっぽく植栽をする
3.寝室前の部分は、ある程度スペースをあけて、お施主さんがご自分で植栽を楽しみたい
とのことでした。
最初に打ち合わせにお邪魔してまず気になったのが、建物に近いところに残っている梅の古木です。
お施主さんも思い入れのある木で、今までの庭屋さんに相談したそうですが、古木で太さもあるので移植できないと言われたそうです。
足場にどうしても当たってしまう枝だけ落として残してみたが、建物前は日当たりの関係もあるので広くしたい思いがあり、あきらめて伐採してほしいと頼まれました。
それでも、太い古木のわりには幹に腐りも入っていませんし、なにより枝ぶりがかっこいいのでもったいなく、なんとか新たに庭にする部分の主木に活かしたいと考えました。
もちろん、根回しをして移植に備えている木ではありませんから、移植のリスクは高いですが、葉が芽吹く前の移植には比較的いい時期でしたので、思い切って移植してみましょうと提案しました。
狭い場所に植わっているので掘りも手作業が多くなり大変です。
掘ってみたらやはり太い根が出てきましたが、根鉢は崩れることもなく、なんとかしっかり根巻きができました。
吊り上げはうちの重機でなんとかぎりぎりでしたが、枝を傷めることもなく移動できました。
少し今までより斜めに植えて恰好をつけてみましたが、いかがでしょうか?
Posted by 正風園 at
01:31
2019年06月04日
メキシコ料理店 芝張り工事
メキシコ料理店 芝張り工事
昨年、駒ヶ根市大徳原にオープンしたメキシコ料理レストラン「Don・Pepe」です。
オーナーシェフさんは「海外協力隊 駒ヶ根訓練所」で長年語学講師をされているホセ先生で、昔からの友達です。
以前から「料理が好きで友達からも評判は良く、いつかはレストランをやってみたい」と言っていて、自宅を建てる時からその時を描いて間取り考えていたそうです。
毎年秋に開催されている協力隊のイベント「みなこいワールドフェスタ」では、異文化体験の企画である「料理教室」の講師をやってもらったこともあります。
今回は、駐車場とオープンデッキとのスペースの芝張りを依頼されました。
以前、オーナーさんが種を蒔いて芝にしようとしたそうですが、まばらにしか生えてこなくて一面芝の状態にするには程遠い感じということで、今回ターフを張る方法に転換することにしたそうです。
とは言え、現状のままターフを張ってしまうと、今生えている芝や草によってターフが浮いてしまい根づかないので、まずは丁寧に除草をします。
除草をした後にレーキなどで綺麗に整地してからターフを張ります。
今回も目地をとらないでみっちりとベタに張ります。
綺麗に生え揃って、いい季節には芝生の上でメキシコ料理を楽しめるようになるといいですね。
昨年、駒ヶ根市大徳原にオープンしたメキシコ料理レストラン「Don・Pepe」です。
オーナーシェフさんは「海外協力隊 駒ヶ根訓練所」で長年語学講師をされているホセ先生で、昔からの友達です。
以前から「料理が好きで友達からも評判は良く、いつかはレストランをやってみたい」と言っていて、自宅を建てる時からその時を描いて間取り考えていたそうです。
毎年秋に開催されている協力隊のイベント「みなこいワールドフェスタ」では、異文化体験の企画である「料理教室」の講師をやってもらったこともあります。
今回は、駐車場とオープンデッキとのスペースの芝張りを依頼されました。
以前、オーナーさんが種を蒔いて芝にしようとしたそうですが、まばらにしか生えてこなくて一面芝の状態にするには程遠い感じということで、今回ターフを張る方法に転換することにしたそうです。
とは言え、現状のままターフを張ってしまうと、今生えている芝や草によってターフが浮いてしまい根づかないので、まずは丁寧に除草をします。
除草をした後にレーキなどで綺麗に整地してからターフを張ります。
今回も目地をとらないでみっちりとベタに張ります。
綺麗に生え揃って、いい季節には芝生の上でメキシコ料理を楽しめるようになるといいですね。
Posted by 正風園 at
00:31