2019年04月27日

古民家ウェディング「音の葉」  その12

古民家ウェディング「音の葉」  その12




古民家ウェディング「音の葉」  その12

自分は修行に就いた親方の作風を色濃く受け継いでいるのを自覚しています。
親方を尊敬していたのはもちろんですが、それだけその作風が好きなんだと思います。

古民家ウェディング「音の葉」  その12


その作風の一番の特徴は「土を見せない」ことだと思っています。
「庭造りで「土を見せない」とは何?」って感じですよね。

古民家ウェディング「音の葉」  その12


「土を見せない庭」とは
景石や樹木の間を、サツキやツツジなどの低木の寄せ植え
苔や玉竜やフッキソウやクマザサなどの地被植物による植えつぶし
園路や飛び石の間は化粧砂利を敷き詰める

以上のような方法で極力土を表に出さないようにします。

古民家ウェディング「音の葉」  その12


確かに、敷地全体を覆ってしまうような庭造りは、その分の材料が必要になりますし、手間もかかります。
必然的に作庭時に費用は必要になってしまいますが、メリットとしては雑草が生えにくくなりますので、その後の管理は意外と手間がかからなくなります。

古民家ウェディング「音の葉」  その12


庭の種類もいろいろありますし、個人の好みもありますから、これが正解なんてものは無いと思っています。

古民家ウェディング「音の葉」  その12


自分の親方が凄いなあと思うところは「これはあの親方が作った庭だな」と一目見て感じるところです。
パターンがあると言えばそうなのですが、「庭師として自分の個性」を持っていたんだと思います。
自分も個性が出せるような庭師を目指して、これからも精進したいです。

古民家ウェディング「音の葉」  その12



Posted by 正風園 at 03:41

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