正風園公式ブログ こだわりの庭づくり

飯島町　F邸　植栽工事　その７



お施主さんの最終的なイメージは「かんてんぱぱ　ガーデン」だそうなので、低木も下草もいろんな種類が欲しいそうです。
将来は現在ウッドチップの部分にも低木や下草類が数多く植えられ、雑木林の中を散策するようなイメージの庭になっていくかもしれませんね。楽しみです。


ヒペリカム
　　オトギリソウ科　オトギリソウ（ヒペリカム）属
「ビヨウヤナギ」や「キンシバイ」が一般的でしょうか。
この辺りでは冬の寒さで落葉してしまいますが、暖かいところでは常緑のようです。
たくさんの種類があるようですが、これは花の後の実が赤く残ります。


ビヨウヤナギ　（未央柳）　　＜半落葉低木＞
　　オトギリソウ科　オトギリソウ属
自宅にあるものですが、黄色い花が綺麗です。


キンシバイ　　（金糸梅）　　＜半落葉小低木＞
これも自宅の画像ですが、花びらの形が違います。
花びらが梅の花の形に似ているので「金糸梅」の名になったのでしょうか。


テマリシモツケ　　「リトルデビル」
　　バラ科　　シモツケ（スピラエア）属
花は普通のシモツケと同じ薄いピンク色ですが、葉が濃いブロンズ色なのが特長です。

ハクロニシキ　　（白露錦）
　　ヤナギ科　ヤナギ（サリックス）属
種類としては川沿いなどにある大木のヤナギと同じなのですが、これは斑入りで低木のものです。
夏ころまで新芽がピンクで楽しめます。

カレックス・オシメンシス
　　カヤツリグサ科　カレックス属
数あるカレックスの仲間の中で日本原産のものです。
和名オオシマカンスゲ
クリーム色の縦班で明るい印象なのが特長です。
「エバーライム」の名札がついていました。

ギボウシも葉の形が違うものや斑入りのものなど、いろんなところに何株も増やしました。

ウッドチップ以外の植栽スペースには「バーク肥料」をマルチング材として敷込みました。

防草効果と土埃の飛散防止も期待しますが、見た目が落ち着いた感じになると思います。